ついつい忘れてしまいがちなのが鼻毛の処理。
1本か2本、鼻の穴からはみ出しているだけでも大きなイメージダウンです。会った相手はそれしか覚えていないこともしばしばです。
永久脱毛出来たらいいなと、誰でも一度は思ったことがあるでしょう。今では、鼻の中でも負担なく脱毛できるレーザーができました。
人気のリゼクリニックやほかの鼻毛脱毛ができるクリニックの注意点やポイントをまとめました。
1.鼻毛のレーザー脱毛ってできるの?
少し前までは鼻毛の脱毛は無理でした。
というのも、脱毛処理はお肌に負担があります。エステサロンで一般的な光脱毛であっても、美容系医療機関(美容外科、美容皮膚科、美容クリニック)で一般的なレーザー脱毛であっても、粘膜でできている鼻の中に光照射するには痛みが強すぎたのです。
2.レーザー脱毛はそもそも痛い
脱毛で最も一般的なのは光脱毛です。太陽光線に近い光をキセノンランプなどで発生させ、フィルターを通すことでそのうちの一部の波長のものだけを皮膚に当てます。この光は、毛母細胞や毛根の中にたくさんあって色の濃いメラニンに受け止められます。光のエネルギーが熱に変わることで、毛母細胞を焼きます。
レーザー脱毛も光のエネルギーを使うことで同じです。ただし、医療用レーザー機器を使って、正確に必要な波長の光だけを発生させます。また、レーザー光は拡散しませんので、狙った部位に正確に当てることができます。このように効率がいいこともあって、光脱毛よりも強力な脱毛効果を発揮します。ただし、痛みもその分強いです。本来なら、粘膜でできている鼻の穴に光照射するのには向いていません。
鼻毛脱毛ができるクリニック
鼻の粘膜まで脱毛ができるクリニックが登場
実際にレーザー脱毛をす医療系クリニックは今までにもないわけではありませんでした。しかし、数は少なく、見つけたところで「本当に大丈夫か」と疑わざるを得ない状況でした。
ところがこのレーザー機器も改良が重ねられ、安心して鼻毛の脱毛ができる機種も登場してきています。
聖心美容クリニック
東京 大阪 札幌 大宮 横浜 熱海 名古屋 広島 福岡
ソプラノアイス・プラチナムって?
蓄熱脱毛R方式(SHRモード)という新しい方式で脱毛できるのが「ソプラノアイス・プラチナム」です。一般的なレーザー脱毛とは仕組みの上でたくさんの違いがあります。
1)これまでのレーザー機器の多くはひとつの波長の光しか発生させることができない。中には複数発生させることができるものも、実際に照射するのは1種類だけ。ソプラノアイス・プラチナムなら、3つの種類の波長の光を発生させることができるので、皮膚のいろいろな深さのところまで光を届かせることができる。
2)毛穴や毛根の周囲部分を毛包といい、ここに毛母細胞に発毛の司令を出す機能が含まれている。3つの波長を使うことで、毛母細胞や毛根の中のメラニンだけではなく、毛包にまで作用を及ぼすことができる。
これらのおかげで、従来のレーザー脱毛ほどには高温にする必要がなくなりました。顔やボディーなどの脱毛でも負担が減りましたし、鼻の穴も例外ではないのです。
ですから、今から鼻毛の脱毛ができる美容系医療機関を選ぶのなら、ソプラノアイス・プラチナムが採用されているところの中からが安心です。
鼻の穴の入り口の脱毛
リゼクリニック
リゼクリニック 全国19院
鼻毛脱毛コース 5回
29800円(税抜き)
人気のリゼクリニックにも鼻毛コースがありますが、リゼでは粘膜の脱毛はできません。
鼻の穴の入り口あたりへの照射となります。「ライトシェア・デュエット」「メディオスターNeXT」「ジェントルYAG」を採用しているので、従来の高温での照射なのでかなり顔の脱毛には痛いです。
ゴリラクリニック(メンズ)
鼻柱の穴出口付近の脱毛です。
1回トライアル 6000円
6回コース 23000円
4.注意!鼻毛脱毛って危険なの?鼻毛にも大事な役割がある
「鼻毛は抜いてはいけない」という考えもあります。全く不要なものでもないのです。ただし、最初に申し上げたように、鼻毛を人に見られるようではエチケット上の問題もあります。両方を頭に入れておいて、兼ね合いのいいところを目指すようにしましょう。
鼻毛の脱毛のデメリット
鼻毛がなくなってしまうことでのデメリットの最大のものは、「エアフィルターがなくなる」です。
空気中にはホコリ、ゴミ、花粉、細菌などが常に漂っています。これらがノドや肺に入るようでは、肺炎・気管支炎、ノド荒れ、花粉症、風邪などの感染症が防げません。鼻毛はこれらをノドや肺に入れないように吸着しているのです。空気の汚いところに住んでいると、鼻毛が濃くなるのも、このエアフィルターとしての効果を強化するためです。
注意点
処理する方法のひとつとして、「抜く」があります。この抜く行為自体も危険性が高いです。鼻毛を抜いた毛穴が傷になり、ここから雑菌が入ることが珍しくありません。もともと鼻の穴は湿り気があり、少しの傷でも雑菌は繁殖しやすいです。
顔には鼻以外にも、目、口、耳といった繊細な臓器が集まっています。特に忘れてはいけないのが、鼻の穴からは脳にも近いことです。鼻の穴の炎症が脳にまで及び、農園を併発するような例もあります。こうなると生死にかかわります。
5.鼻毛の処理あれこれ
抜く
毛抜きを使ったり、指でそのままいったり……という人も多いかもしれません。毛根ごとなくなりますので、再生するまでの時間が長いのがメリットです。しかし、最もおすすめできない方法です。先に申し上げたように、毛穴が傷つき可能しやすくなります。
どうしてもこだわりがある人は、「粘膜を傷つけないように先端が丸くなった鼻毛専用の毛抜きを使う」「抜くのは鼻の穴の出口付近のものだけに限る」といったように気をつけましょう。
鼻毛用ハサミ
こちらも鼻毛専用のものがあります。これを使うようにしましょう。一般的なハサミは大きすぎたり、先端がとがっていて、粘膜を傷つける可能性が高いです。
ただし、根本が残っていますので、数日たてばまたカットする必要があります。けっこうわずらわしいです。
鼻毛カッター
鼻毛用ハサミを便利にしたものですね。処理時間は短くて済みますし、処理する必要のある鼻毛だけをほぼ自動的にカットできます。
ただし、根本が残って、すぐにまた処理しなければいけないことでは、鼻毛用ハサミと同じです。
鼻毛ワックス
脱毛ワックスにも鼻毛専用のものがあります。メリットデメリットも脱毛ワックスと同じです。
「まとめていっぺんに抜くことができるので、毛抜きに比べると手間がかからない上に、毛根もまでなくなり効果の持続期間が長い」がメリットで、「ほかのどんな脱毛方法よりも皮膚への負担が大きい」がデメリットです。
6.脱毛サロンで鼻毛脱毛できないの?
プリート(Pulito)
鼻毛のワックス脱毛ですが、対応しているエステサロンもあります。
エステの光脱毛では鼻に入らない?!
光脱毛に使う機器のヘッド部分はそこそこ大きいです。鼻の穴に入れて操作できるような光脱毛の機種はいまのところありません。レーザー脱毛の場合も、鼻毛のときだけはわざわざ小さいヘッドに着け替えてようやく使うことができます。
こういったことで、鼻毛脱毛はレーザー脱毛以外の選択肢はありません。
7.まとめ
鼻毛の脱毛にはいろいろな方法がありますが、レーザー脱毛の強みは面倒な毎日の処理から解放されるという点です。
「いつも鼻毛が出ていないか、気にすることから解放されたい」という人には、メリットが大きいです。
痛みの少ない医療脱毛を選んで、快適な毎日を送りましょう。
こうやってほかの脱毛方法までチェックすると、やはりレーザー脱毛の魅力がわかります。一度処理してしまえば、もう二度と手間をかける必要がなくなるのはレーザー脱毛だけです。
脱毛してしまった後は、ほかの人の鼻毛を見て「みっともない。だけど、自分の方も大丈夫か」といった気を回す必要もなくなります。
施術を受けるのなら、なるべく早いほうがいいでしょう。早くやればやるほど、一生の間で見た場合のムダ毛処理の手間と時間をセーブすることができます。
鼻毛のレーザー脱毛ができる東京都内のクリニック
銀座肌クリニック
東京都中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ9F
1回 7000円 5回コース 24500円
青山ヒフ科クリニック
東京都 港区 北青山3-12-9 花茂ビル3F
新宿ラクル美容外科クリニック
新宿・六本木
1回 6,750円 3回 19,000円 6回 36,250円
ジェントルレーズ PRO-LE(アレキサンドライトレーザー)使用
ゴリラクリニック
男性用クリニック
新宿 池袋 銀座 上野 横浜 名古屋栄 大阪梅田 福岡天神 新潟
1回トライアル 6,000円 6回 23,000円
有楽町高野美容クリニック
千代田区有楽町1-6-3 日比谷頴川ビル3F
1回 6,300円 5回 29,800円